とても初歩的なトラブル&対処法で、トラックの事に詳しい皆様にはあまり参考にならなかったかもしれません。
だ・か・らというわけではありませんが。。。(^_^;)
今日は今の時代ならではの、寒くなったこの時期におこりえるトラブルをひとつご紹介しましょう。
近年!世界一厳しいとも言われる日本の排ガス規制数値。
この数値をクリアすべく開発されたシステムのひとつに、尿素SCRシステムがあります。
そのため。。。
尿素SCRシステムを搭載しているディーゼル車には、軽油を給油する燃料タンクとは別に、アドブルー(AdBlue)を給油するタンクが必要となり、今までのトラックには無いタンクがもうひとつ余分に取付けられることになります。
ここからが今日の本題となるのですが。。。
もうこのトラブルに直面し、困ったことのあるドライバーさんもみえるのではないでしょうか?
この尿素SCRシステムに必要不可欠なアドブルー(AdBlue)。
成分は尿素が32.5%、純水が67.5%の水溶液のため寒さに弱く、気温が急激に下がるこの季節には、
凍結してしまう可能性があるそうです(>_<)
しかしながら。。。
アドブルー(AdBlue)の残量が少ない状態だと、尿素SCRシステム中ではなく、タンクの中で凍結してしまう可能性があるそうです。
世界一厳しいとも言われる排ガス規制数値をクリアするための装置なわけですから、当然!アドブルー(AdBlue)がない状態ではエンジンがかからないシステム構造になっています。
となると。。。(・_・;)
この場合、凍ったアドブルー(AdBlue)が溶けるのを待たないとエンジンをかけることが出来ないことになります。
そうなってしまったら。。。もうほぼOUT!でしょうねっ。
先日お話したバッテリー上がりとは違い、トラブルの対処法は未然に防ぐしか方法は無いのかもしれません。
滅多にならないといえど。。。
寒い季節の間は、出来るだけタンク内のアドブルーを定期的に補給することが大切ですねっ(^_-)-☆
余談ですが、こういった欠点はあるものの。。。
私個人的にはDPFオンリーのトラックより、この尿素SCRシステム+DPFを採用したトラックのほうが、車輌にもコスト的にもやさしく、断然オススメだと思っております。
この先!更なる厳しい排ガス規制により、また新たなシステムが導入されることになるでしょうが、暫らくの間はこのシステムに統一されるのではないでしょうか?
Gidai Staff : HIROKI の余談でした。。。
(^_^;)
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